人工知能が発展したら仕事の環境や社会システムは一体どうなるの?

近年、人工知能と言う言葉を盛んに耳にするようになりました。
しかし、実態はどういったものなのか不透明で、人類に素晴らしいメリットをもたらすポジティブな意見から人工知能が発達したら仕事が無くなるかもしれない、というネガティブな意見などが見られます。
人工知能の定義は未だ曖昧ですのでどの分野まで含んでいいのか専門家たちも様々な意見を持っているようです。

一方で、現在働いている多くの人たちの人工知能に対する関心事は近い未来に人工知能を搭載したロボットなどによりご自身の仕事を奪われるのではないか?ということだと思います。
今回は気になる人間の仕事と人工知能の仕事について書いてみたいと思います。

人工知能を用いた技術はすでにこの領域まで発展しています

人工知能の進歩は目覚ましく、これまで勝てなかった将棋のプロにも将棋で勝てるまでに発展しています。
人工知能は基本的に人間のように思考し、そして学習するプログラムにより人工的に作り出された機能です。
基本的にコンピューターですので得意分野と不得意分野が明確に分かれているという特徴があり、記憶や数学の計算、正確性などは人間の及ぶ所ではありません。

しかし、感情を解したりする人間らしさなどを理解することは人工知能には非常に難しいです。
一方で、最近では言語の聞き取りから言語間の翻訳力も向上していますので、人間が新たに母国語以外を学ぶ必要はなくなりつつあります。

また、映像を含む記憶力が非常に高く正確な動きをし、さらに学習もしてしまいますので人口知能の発達により近い将来に無くなる職業に教師が挙がっていることを目にします。
ある事柄に対して映像を例として見せながら言葉により多角的な説明をして生徒に理解をさせる、まさに人工知能の得意分野と言えます。
一方で、人間の感情を読み取ることが得意ではないので、人間の先生の方が相性のいい生徒もいるかもしれません。

その他にも会計士などの仕事も計算と整理が得意な人工知能なら正確にそして速く仕事を終え、さらに税務署への報告もしてくれることが期待されます。
また、工場での仕事やコンビエンスストアの仕事も人工知能やロボットで代替することは可能になってきます。
中国では無人のコンビニエンスストアが増えつつあることからも、この技術は日本の昨今の人手不足の解消に非常に有望であると言えます。

人工知能やロボットを会社へ導入するメリットや将来の展望

現実的な問題として、会社を経営されている方は人工知能を取り入れて人件費の削減を行いたい。
一方で、会社で働いている方はご自身の仕事が人工知能に奪われるのではないか、ということではないでしょうか。
投資の世界ではすでに人工知能が導入されており、学習能力の賜物でしょうか、人工知能がチャートを読み取引をして利益を上げているという例もあります。

また、医療系では病気の診察などに用いられるようになりつつありますので、人工知能の世界は着実に近づきつつあります。
しかし、まだまだ投資や医療診断など限定的ですので、より広い業務分野がある企業経営への導入はまだ先になりそうですが、実用化された技術から次第に導入されていくと思われます。

人工知能に先進的な企業はGoogleで、人工知能関係でよく紙面を賑わせています。
Googleは人工知能を経営全般に取り入れようとしていますが、一例としてGoogleの検索などは人工知能により検索履歴を分析し学習して利用者により精度の高い検索結果を提供できます。
Googleの他にも倉庫から商品をピックアップする作業の無人化なども実用化されつつありますので、人間が面倒だ、と思うような作業は人工知能に操作されたロボットにより行われるようになりつつあります。

人工知能やロボットが人間の仕事を奪う未来にどう生きればいい?

科学技術の発展に伴って、人工知能やロボット技術が発達して人間の仕事を奪いつつあるという見方が出来ますが、裏を返せばこれは人間一人当たりの生産性が非常に高くなることでもあります。
つまり、人間が働く代わりにロボットや人工知能が働いて生産活動を行っているのです。
人間は働けずにロボットが働く、この状態では失業率が非常に高いけど同時に街中には商品があふれているという何とも可笑しな光景になってしまいますね。
そこで議論されているのがベーシックインカムです。

ベーシックインカムとは、国民に毎月決まった額を国が支給するというシステムです。
一見して働かないのになぜお金がもらえるのか?と疑問に思ってしまいますし、何だか古い社会主義や共産主義のような考え方にも聞こえます。
しかし、このベーシックインカムのバックボーンには人工知能やロボットにより生産性の向上があります。
つまり、人工知能やロボットが生産した製品を人間に分配する、という見方ができるのです。
この場合、我々国民は何も損をすることはありません。
何だか狐につままれたような話かもしれませんが、こうしないと前述したとおり失業者があふれているのに同時に商品もあふれているという未来になってしまい、この社会を維持できないのです。

まとめ

人類は人類の幸福のために科学技術を発達させてきました。
医学を発達させたのは病気から人々を救うためであり、農業を発展させてきたのは安全で栄養価が高く、そして美味しい農産物を安く食べるためでもあります。
人工知能も科学技術ですので、人工知能の発展の先には人類の幸福が待っているべきなのです。
現在では仕事をしていても辛いばかりで幸福に感じない方も多いかもしれません。
さらに人工知能の発展により仕事が無くなるのではないか、という漠然とした将来不安も出つつあると思います。

しかし、この状況の先には人工知能やロボット技術の発達による生産性の拡大でベーシックインカムを導入し、働き口がないけど働かなくても生きていけるという未来が待っていると信じたいですね。
そのためには生産性が拡大した新たな社会で適切なシステムを作り上げる必要があり、国民と政府によるベーシックインカムの議論と理解の必要性が高まっていると思います。

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